
- vol.83
- 「世界の船」
- "Ship"
海や川などの水辺を渡る交通手段として、昔から船は人々に欠かせないものでした。グアテマラでは、カルデラ湖でマヤ住民の村をまわるツアー観光船を営む船長。ポルトガルでは、船への深い愛情を持つ木造造船所を営む大工が登場します。今回は船にたずさわる人々の生活を見つめます。

知花くららからひと言コメント

私、船ってすごく憧れるんです。
ゆったりとした水の上をどこまでも自由に進んでいく雄大な船。
例えば、私たち車を運転していて普通の道路を走りますよね。
私たちの行動って、その道路に規定される部分ってあるじゃないですか。
でも船はそれと違って、どこまでも続く水の上を自由に走っていくことができるんです。
なんかそれについて憧れをもったりするんですね。
さて世界には、どんな船にまつわる人々の生活があるんでしょうか。
vol.83 「世界の船」 "Ship"
バングラデシュ・ダッカ |
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グアテマラ・アティトラン湖 |
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ポルトガル・リスボン |
アブドゥル・カイユン(47歳) |
デメテリオ・ムクン(34歳) |
ジャイム・コスタ(56歳) |
約80年前に建造された英国様式の外輪船が舞台。国営の旅客船の切符係。乗客は大半が貧しい出稼ぎ、いつでも乗客一人ひとりと向き合う。 |
世界で最も美しい湖の一つと言われる景勝地。妻と2人の子どもの4人家族。代々営む農家に生まれ育ったが、17歳の頃から船乗りになった。 |
曾祖父の時代から技術を受け継いできた木造船の船大工。大航海時代のシンボルでもあり、貴重な存在となったいま、再び脚光を浴びている。 |
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カイユンは、いつも船に乗る前に願っている。「多くのお客が目的地まで行って無事に戻ってこられるように」と。 |
観光客に湖畔にあるマヤの村々を船で案内するのがデメテリオの仕事。4年前に自分の船をローンで購入した。 |
木造船だけをつくっているのは、ジャイムの経営する造船所だけ。最大のこだわりは伝統的に無垢の木材が使われること。 |

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最初の寄港地には1時間遅れで到着。梯子がかけられる前から、次々と乗客が乗り込んでくるために船内は大混乱。 |
生活のため船の免許をとったが、今では、この湖きっての船乗りに。自慢の船で、村々をスピーディーに案内する。 |
新規受注の船の打合せ。1年前にスタートした計画、この日契約が交わされた。造船所に戻り、すぐ作業にとりかかる…。 |

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朝、カイユンは見せたいものがあると言ってきた。朝方、船内で生まれた赤ちゃん。名前はノディ(川)と名付けられた。 |
2人目の子どもが生まれたのを機に初めて持った自分の船。一日の仕事を終えて船を係留して、家路につく。 |
木造船バイーヤ号の進水式。昔からの習わしで、ケーキで祝う。そして、最後の仕上げ、マストの取り付けを行う。 |
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