
- vol.75
- 「世界の食堂(Part3)」
- "Restaurant"
慣れ親しんだ味と見慣れた店の佇まい。コミュニケーションの場として賑わう食堂からその国の社会性が垣間見えます。ベネズエラ、スペイン、中国。それぞれの食堂で、おいしい料理とお酒、そして楽しい会話を味わいます。

知花くららからひと言コメント

今回で3回目となる「食堂」というテーマ。
これまでいろんなお店、いろんな世界を見てきました。
でも、それだけじゃなくて、
そのお店の主のキャラクターだったりとか、食堂に集まる人々のつながりだったりとか、
そういうものが少しずつ垣間見たような気がします。
さて今回は、どんな食堂に出会えるのでしょうか。
vol.75 「世界の食堂(Part3)」 "Restaurant"
スペイン・マドリッド |
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ベネズエラ・プエルトアヤクーチョ |
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中国・雲南省河口 |
アレハンドロ・カサード・マンリケ(35歳) |
ジョスカリ・セデーニョ(26歳) |
ジョウ・ランミン(48歳) |
創業100年になるバルレストラン「ワインの王様」の4代目主人。消防士だったが、店の歴史を守りたいと妻の父親から6年前に経営を引き継いだ。 |
33年前、祖父が開業した「レストラン・ポンシゲ」。南米の大河オリノコ川からあがった新鮮な魚を食べれる。3年前に父から引き継いだ。 |
中国とベトナムの国境の町。交易市場近くにある小さな食堂「一品紅」を夫と一緒に切り盛りしている。8年前に、河口に移住して食堂を開いた。 |
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朝10時の開店前に、食材の仕入れに出る。
モツの専門店。看板メニューの牛モツの煮込み「カジョス」に欠かせない食材。 |
その日にあがった新鮮な魚を仕入れるのが、ジョスカリの一日のはじまり。
開店以来、家族全員で切り盛りしてきた店。 |
食堂の朝は、仕事に出る前の労働者で混み合う。
朝のメニューは麺類のみ。味のないスープに、煮込んだ肉と香辛料。味付けは客の自由。 |

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店には、何10年も通っている常連客が多い。
客の多くは「カジョス」を注文する。昔からの味や伝統的なものを求めて食べてくれる。 |
「ポンシゲ」のメニューは、魚のフライのみ。
この地方の伝統的料理だが、新鮮な魚を揚げるので、地元の人たちで賑わう。 |
ランミンは市場まで買い出しに出る。
ベトナムの行商人が集まる区域。朝摘みの野菜を、本国より高く売れる中国まで売りに来ている。 |

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夕方になって、やっとランチにありつく。
アレックスの夢・・・
「この店を、もう100年続けていきたいね」 |
魚料理を求める客の姿が途絶えない。
仕入れた魚は、全て売り切れた。
ジョスカリは、いつもより早いが、店じまいする。 |
ランミンのモットーは、一人ひとりの好みに合わせ料理を出すこと。お客の数だけメニューがある。
今日仕入れた野菜も、ほとんどが売り切れた。 |
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