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vol.70
「世界の漁師(Part2)」
"Fisherperson"

獲物を狙う漁師たち。自然を相手に知恵と経験を総動員する姿は、各国共通なのかも知れませんが、各地の風土の中長い伝統と知恵、新たな工夫によって独自の漁法が生み出されています。オマーン、カメルーン、米国の漁師に同行します。

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「世界のタクシー」"Taxi"

知花くららからひと言コメント

知花くららからひと言コメント

今回パート2となります。
このテーマなんですが、
第1回目は、中国、それからセネガル、スウェーデンをお送りしました。
それぞれの漁師さんも、厳しい自然と生きる、その姿がかっこよかったです。
今回は、どんな漁師さんに会えるのでしょうか?
それでは見てみましょう。

vol.70 「世界の漁師(Part2)」 "Fisherperson"

オマーン・スール

 

カメルーン・極北州ワザ

 

アメリカ合衆国・コネチカット

サーレム・モバーラック(58歳)

フェティエ・マラカオ(50歳)

ジミー・ブルーム(23歳)

人口7万のインド洋を臨む町スールで漁師歴44年、同年代の漁師仲間は、既に引退か亡くなっている。今も8人の子ども達を漁師として育てている。

村の生活は自給自足。6人の子どもを育てながらナマズ漁に出てきた。伝統的に女性が漁に出る習慣があり、貴重な蛋白源であり現金収入にもなる。

イギリス植民地時代の伝統で、祖父の代から続くカキ養殖会社。5歳の頃、父と漁に出るようになり、今は若きリーダーとして一目置かれている。

 

 

マグロを求めて沖へ向かうサーレムと子ども達。
群れを探し出すのは先頭に立つ漁師の勘と経験。
竿もリールも使わない一本釣りが始まった。

村に住む13人の女性たちが漁に向かった。
アルーンと呼ばれる道具でナマズを追い込む伝統漁法。年長のフェティエは漁のリーダー。

現在、ジミーは祖父が手に入れた船の船長だ。
カキを引き揚げては移動させることを繰り返し、上質なカキを育て上げる。

1時間経過。ついに8キロのマグロを釣り上げた。
その後、サーレムの指示で場所を移動。
子供たちも約5キロのシイラを次々釣り上げていく。

午後、漁の場所を変えてナマズ漁が再開した。
家族の人数分8匹が目標だったフェティエ、この日の収穫は3匹。全員でも20匹しかと獲れなかった。

ジミーは、幼いカキの買い付けも任されえている。
舵を取りながら、この日最初の食事をとるジミー。
実はカキアレルギーで魚介類は食べられない。

サーレムは午前中で漁を切り上げ、午後は息子たちだけで、漁にでていった。
翌日、サーレムは漁を息子たちに託すことにした。

獲ったナマズを、村の仲間と一緒に加工する。
燻して水分を抜くと、1ヶ月は保存可能になる。
フェティエは「今度こそ、たくさん獲るわよ」という。

港に戻るとすぐに収穫したカキを仕分けする。
今日はまだ一度も座っていない。
ジミーは「この仕事を一生続ける気だ」という。