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vol.53
「世界の7歳」
"7 Years Old"

7歳は、世界の多くの国で、小学校に入学する年齢。親以外から、何かを学び始める時、社会の中で生きることを学び始める時。そんな子供たちに会いに行きます。ギリシャ・アルゼンチン・モンゴル・・・、それぞれの新しい旅立ち。

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「世界のタクシー」"Taxi"

知花くららからひと言コメント

知花くららからひと言コメント

皆さんは、どんな7歳をお過ごしでしたか。
そうですね。私は昔から、お洋服が大好きな女の子だったんですが、
小学校の入学式の時、すごく驚いたんです。
私ひとりだけ、黄色いドレスで出席して、
みんな黒とか紺のスーツだったり、ワンピースだったりするんです。
ひとりだけ目立っちゃってましたね。懐かしい想い出です。
小学校って、はじめて集団生活する歳でもあるんですよね。子どもにとっては、ドキドキの歳です。
さて「世界の7歳」、いったいどんな毎日を送っているのでしょうか。

vol.53 「世界の7歳」 "7 Years Old"

ギリシャ・エルミオニ

 

アルゼンチン・ブエノスアイレス

 

モンゴル・ドンドゴビ県エルデネダライ

スタマティナ・バイラクタリス(7歳)

ラウタロウ・ホアキン・フェロ(7歳)

オユンバト・ニュムフー(7歳)

ペロポネソス半島の小さな港町。友だちのほとんどはバカンスに。父は養蜂場を経営しているため、ミツバチが活動する夏はずっとこの町で過ごす。

父は元プロサッカー選手。現在ジュニアチームに所属、7歳になり初の公式戦を控えている。将来父のような選手になりたいと思っている。

ゴビ砂漠に暮らす遊牧民一家の末っ子。小学校は50キロ離れ町にしかないため、両親と離れて暮らすことになる。明日は小学校の入学式だ。

 

 

スタマティナは、この夏休みからおつかいを任されるようになった。
毎日一度は、ひとりで買い物に出かける。

ラウタロウは、小学校に入学してから半年、すっかり小学校の生活に慣れた。
休み時間になれば中庭に飛び出し、走り回る。

ニャムフーは、物心ついた頃から、馬や山羊などの世話を手伝ってきた。
これまで家族・親戚以外の人に会ったことがない。

午後、家族で近くのビーチへ海水浴に出かける。
ひとりで潜れるようになったスタマティナが、海の底で見つけた、大事な宝物を見せてくれた。

今はいいプレーをして試合に勝ちたいと思ってる。ラウタロウは、サーカーで一番得意なのは「ゴールを奪うことだよ」という。

入学式を迎える日の早朝5時、ニャムフーは、父にモンゴルの伝統衣装・デールを着せてもらう。
姉の運転するバイクで町に出発する。

スタマティナは、夏休み中、父の養蜂場を手伝う。
絞った蜂蜜の瓶詰め作業のあと、巣箱のミツバチの様子を確認するため外に出る。

ラウタロウは、物心つく前から練習場に来ては、多くの人からサッカーを教わってきた。
練習の後、チームメイトの弟にサッカーを教える。

入学式のあと。ひとりづつ自己紹介をしていく。
新入生のほとんどは町で育った子どもたち。ニャムフーのような遊牧民の子どもは少ない。