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vol.47
「世界の医者」
"Doctor"

病気のときは誰しも不安になってしまいます。そんなとき誰もが頼るのが「医者」。ロシア・台湾・米国の「医者」の1日を追いかけ、国や文化による治療の違い、東洋と西洋の医学の違い、そして医療の本質が見えてくるはずです。

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「世界のタクシー」"Taxi"

知花くららからひと言コメント

知花くららからひと言コメント

小学生の頃、私よく仮病を使って、お医者さまのところへ通っていました。
でもお医者さま、すごく優しくて、
仮病なんですけど「お腹痛い」という私に、
「そうか、じゃ、お薬出しておくね」って言って、いつもお薬くれたんです。
なんか、そんな先生が大好きで、ついつい会いに行ったりしてました。
世界にはどういったお医者さまがいるんでしょうか。それでは見てみましょう。

vol.47 「世界の医者」 "Doctor"

台湾/台北

 

ロシア/ハバロフスク

 

アメリカ合衆国/ニューヨーク

ウー・ミンチュ(50歳)

ズエヴァ・スベトラナ(35歳)

デイビッド・オレス(51歳)

医師になって20年
患者の8割が女性の東洋医学の診療所を開業
現在ミンチュを含めて医師2人、看護師9人が働く

小児科医になって8年
ロシアの公的な診療所は地域担当制で
担当地域の子どもたちとはほとんど顔なじみだ

以前はカリフォルニアの総合病院に勤務していた
ニューヨークに移り
低所得者のために診療所を開設して14年になる

 

 

診察開始から1時間で27人の患者を診る。
治療中のミンチュは、
何気ない会話から患者の悩みを聞きだす。

指定地域に住む子どもたちは病気になると、
ズエヴァの診察を受ける。
ズエヴァが診察する時はいつも優しい顔だ。

患者とのより丁寧な対応のためと
診療費を抑えるため、
デイビッドの診療所には受付も助手もいない。

毎週ミンチュは、多忙な診察の合間をぬって、
東洋医学のことを知ってもらうきっかけになればと、
テレビの健康番組に出演する。

診療所に来られない子どもたちのための往診。
小児ぜんそくに苦しんできたアレクセイとは
もう3年の付き合い

昼食後、デイビッドが日課にしている活動。
医療保険に加入できないレストラン従業員用の
医療基金を経営者に働きかけること。

夕食の時間、姑が作ったお弁当を食べる。
夜になっても、順番待ちの患者数は減らない。
閉院時間が迫っても、ミンチュは疲れを見せない。

診療所での仕事が終わった後、
ズエヴァは1人でも多くの子どもを助けたいと
学会に提出する医学論文を書き始めた。

午後の診療、レーザーのタトゥー除去治療を行う。
3年前からデイビッドは、貧しい患者の医療費を、
レーザー治療の利益で負担するようにしている。