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vol.26
「世界の港」
"Port"

大海に面した「港」は異国への玄関。ヒトとモノが集まる一大集積地です。長い旅路を経てやってきた船乗りたちは、港で疲れた身体を休め、再び遠い国へと旅立つ。メキシコ、バヌアツ、エストニアの港を見つめます。

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「世界のタクシー」"Taxi"

知花くららからひと言コメント

知花くららからひと言コメント

皆さん、港と聞いて何を思い浮かべますか。私は、祖父との思い出です。
私の祖父は、私の生まれる前に船乗りをしていて、
その後すぐに引退してしまったけども、私が小さい頃に、よく港に連れて行ってくれました。
例えば、祖父の田舎からフェリーで届く荷物を受け取りに港に行ったりだとか、
あるいはお散歩がてら海を眺めに行ったりだとか。
白い船を見ると、その度に「いつかどこか遠くに船に乗って行ってみたいな」なんて、
あこがれていました。
「世界の港」どんな人々が行き交い、どんな一日を送っているのでしょう。

vol.26 「世界の港」 "Port"

メキシコ/ベラクルス

 

バヌアツ/ポートビラ

 

エストニア/タリン

ホセ・マヨラール(53歳)

ジェームス・ソゴリキ(32歳)・ドラ(38歳)

メリリー・アーレ(22歳)

祖父や父の意思を継ぎ
港湾局職員としての
誇りをもち働く

オーストラリアからの豪華客船
観光客相手に土産物を売るのが唯一の収入源
4人の子どもを育てている

エストニアとスウェーデンを結ぶ客船
バーテンダーとして働きながら
世界に羽ばたく夢を見ている

 

 

北米と南米を結ぶ国際港。ホセは、港に着いた輸入品や輸出品の数をチェックする。

普段は静かな桟橋が、週に一度に賑やかになる。

一度船に乗ると、2週間は帰れない。恋人マルクスが港まで送ってくれることになった。

昼休みのホセは、食後の体操を日課とする。ベテランとなった今、体が資本だ。

ジェームスは店で売るカヌーの置物を作る。10年前まで、代々本物のカヌーを作ることが生業だった。

メリリーは、エストニア語のほかに3ヶ国語を話す。
この仕事を始めて、スウェーデン語も話せるようになった。

黙々と仕事に望むホセ。そんな彼を後輩たちはどうみているのだろうか。

港に帰ってくる客が、次々カヌーの置物を買っていく。

出港したした翌朝、ストックホルムに到着。次の出港時間まで「シーメンズクラブ」へ行く。